ソーラー発電マニア

 というわけで、
 突然、ソーラー発電に興味をもった。

 きっかけは後で話すとして、現在(99/5月現在)、我が家では約25W程度を発電している。小さなソーラーパネル2枚で発電された「電気」をカローラクラスの小さな自動車用バッテリに蓄電し、DC-ACインバータで100Vに変換している。
 通常大手メーカーなどが手掛けているシステムだと3KW程度が平均的だろうから微々たるものである。
 しかし、大手メーカーなどに本格的なシステムを構築してもらうと数百万円もかかるのに対し、こちらは自作であくまでも趣味程度の規模なので現在までのところかかった費用は6万円未満である。

 そんなことをして何の役に立つのか?と言われても今のところ大した役には立っていないのが現状かもしれない。とりあえず変な趣味だが、楽しい。しいて言えば非常用電源としてならいざという時には役に立つかもしれない。ノートパソコン程度は駆動出来るので何がおきても仕事に支障をきたすことはないだろうし、デジカメのバッテリだって充電できる。

 いまどきのインテリジェント・ビルに入居しているような先端企業なら当然非常用のバックアップ電源くらい確保しているだろうから(実際はど〜なんだろう?)、停電でサーバがダウンしてしまうことなどないだろう。しかし、小規模オフィスなどSOHOの環境はどうだろう?これだけネットワークが発達して、コンピュータに頼り切った社会になりながら、それを駆動するための電力はなんの疑いもなく「東京電力」という特定の一企業にお任せ状態でいいのだろうか?

 「Y2K」は大丈夫なんだろうか?

 また、ソーラー発電というと、とりあえず良いことずくめのように言われているが本当にそうなのだろうか?環境問題とか原子力発電の問題と絡めて語られてしまうとどことなく企業や政治に利用されているような気もしてくる。なんせ最近では「環境」も企業にとっては「儲かるネタ」として重要なキーワードになっているぐらいだから、、、。 ☆コラム「ソーラー発電は良いことか?」

  • この話の続き、、

  • ケーススタディとしての我が家のシステム
     99年3月の最初のシステム
     99年5月のシステム
  • ソーラー発電関連リンク集



    update 99.6.14
    Hiroshi Takezawa
    Email takezawa@air.linkclub.or.jp