キャプチャーワンは元々フェイズワンなどプロ用中判デジタルカメラ用の付属RAW現像ソフトだった。
だから一般にはあまり馴染みの無いソフトだろう。
現在はソフト単体でも発売されていて、ニコンやキャノンなど主要な一眼デジカメに対応している。
そのキャプチャーワンがちょっと前にマイナーバージョンアップしていた。
Capture One(キャプチャ-ワン) 4.5.2リリース
http://www.phaseone-japan.co.jp/news_captureone45.shtml
フェイズワンのサイトでは2008年11月12日の日付でリリースが出ていた。
ところがこのキャプチャーワン、周りのカメラマン仲間を見渡しても使っている人はあまりいない。
意外と知られていないソフトなのだ。
さらに、とある大手系印刷会社(DとかTじゃなくて、Kだったかな)へ打ち合わせに行ったとき、
印刷とのマッチングを検証した所、キャプチャーワンが最も優れていたという結果が出ているという話を聞いた。
殆どのRAW現像ソフトはRGBデータからの一般的なプリントに適正を合わせているのに対し、キャプチャーワンはあくまでもCMYKデータを印刷機で印刷することを念頭にしているのだそうだ。
だから「ウチの仕事をするなら是非キャプチャーワンを使って欲しい」とまで言われてしまった。