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PhotoshopTips_Camera Rawのヒストグラムはそのままスライダーになる

って、知ってました?

Camera Rawのダイアログボックス、というかウィンドウを開くと右上にヒストグラムが表示されています。初期画面ではその下の調整タブは「基本補正」になっています。

Screen004w

この「基本補正」の中に「露光量」「ハイライト」「シャドウ」「白レベル」「黒レベル」、、、といった明るさに関する項目があります。

右上のヒストグラムの中にマウスのポインターをもってくると、、、おや?

ポインターの形が通常の矢印から左右に動くよ〜というスライダーの形に変わりませんか?

Screen009w

そして、カメラ情報があった所の表示が「露光量」、とその数値の表示に変わります。

そうなんです。そのままスライダーを左右に動かせば下の「露光量」のスライダーを動かしているのと同じになります。

Screen010w

Screen010w2

 

同じようにポインターの位置をやや明るめの所へ持ってくると、、、

Screen007w

今度は「ハイライト」調整のスライダーになります。

同様に、もっと明るい所へ持っていくと、、、

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「白レベル」の調整になります。

暗い側も同様です。ポインターの位置によって「シャドウ」「黒レベル」の調整ができます。

いかがですか?

これ便利なのは、下のタブが「基本補正」じゃないときでも使えることです。例えば「レンズ補正」とか「補正ブラシ」など違う作業中でもポインターをヒストグラムに持っていけば。そのまま明るさに関する補正が出来ます。

従来のように、明るさに関する補正をするときは一旦「基本補正」にタブを戻して、、といったことをしなくても済みます。ヒストグラムの表示があれば、常にその領域がスライダーの役目を兼ねている、、ということですね。

実は、いつの間にか拡張されていた機能で、私自身もだいぶ経ってから気がつきました。Shuffleにも書きましたが、Photoshop CS6にはありませんでしたのでPhotoshop CCになってからの機能です。

是非、お試しあれ。

 

 

 

iTunesでジャンルが勝手に日本語に

これ、昔からある仕様で、「JAZZ」が「ジャズ」に、「Rock」が「ロック」に勝手に書き換えられてしまいます。

歴史を振り返ると日本版iTuneストアが出来てからで、日本語表記に強制的に対応させるというコトらしいです。バージョンで言うとiTunes 7.6のときからです。

JAZZはJAZZなんで、ジャズじゃないですよね。

最初の頃は「情報を見る」(Macの場合)を開いて英語版にカスタマイズすることで解決できました。

その後、プログラムの中身を書き換えないといけなくなりました。
バージョンアップするたびにググってそのやり方を探して直す、ということをしていました。

だから、なるべくバージョンアップしたくないんです。

ソフトウェア・アップデートに催促されても「iTunes」だけはアップデートしないように注意していたんですが、、、昨年末、やってしまいました。

うっかりiTunesもアップデートしてしまい11.1になってしまいました。

で、やっぱりググってやりかたを確認しようとしたのですが、、、

なんと11.1からさらに仕様変更になり、プログラムファイル自体が開けないようになっていました。

ググっても古い情報と交錯して分かりにくいので、自分の備忘録的な意味も込めて最新のリンクを貼っておきます。

まず、こんなページを見つけました。
http://applech2.com/archives/33376454.html

このなかで色々議論されているんですが、
中程に良いスレ(905)を見つけまして、

そっちへ飛びました。

http://www1.axfc.net/uploader/so/3034315.ps

ここにあるファイルをダウンロードして、
本来のLocalizable.stringsと入れ替えてしまいます。

まず、Macの場合ですが、
iTunesのアプリを右クリックして「パッケージの内容を表示」させます。
Contents/Resources/Japanese.lproj
とフォルダを開いていくとLocalizable.stringsのファイルに辿り着きます。

上書きして新しいファイルと入れ替えると、ジャンルの表記が日本語になりません。

このファイル作っていただいた方に感謝いたします。

ただ、、
もし、試される方は自己責任でお願いいたします。

iWebを使ってみた。

Macに標準で付いてくるWeb制作ソフト、iWeb。

iMovieなどと同じiLifeアプリの一つですが、
今回使うまで、実は全然知らなかったんです。
長い事マックユーザーやってても、こんなことあるんですね。

事の発端は、とある先輩に頼まれて簡単なWebサイトを一つ作ることになったんです。
最初はシンプルにHTML手打ちで作ってしまおうかとも思ったんですが、それじゃああまりにもかっこ悪いなぁと思って、
第一、古いタグしか知らないからSEO的にもよろしくないし、、
かといってドリ(Dreamweaver)とか持ってないし、、

プログラム(Javaとか?)を使ったイマドキの動的サイトなんて無理だし、
デザイン的にはプロじゃないんで仕方が無いとしても、かっこ悪くない程度にシンプルにいきたいし、
何かいい方法はないかな?と思いながら、

参考になりそうなサイトを探してみました。
そう、ソースコードをパクってアレンジしちゃおうか、と目論んだんです。

自分のブックマークの中から、たまたま選んだのがこのサイト

Goose house

シンプルなデザインだし、さほど難しい事はやってなさそうだと勝手に思い込んだんです。
で、ソースコードをチェック!

見た目はシンプルでもやはりイマドキのHTMLは難しい!
こりゃ無理だ、と思いつつ、その中の記述にiWebというワードが頻繁に出てくる事に気がついた。

iWebって何?と思って調べたら、
なんのことはない、自分のMacの中にも入っていた、という、、、

ここまで話、長!

で、早速iWebを使ってみました。
いやぁ〜簡単だし、意外と良いです。
ただし、バグみたいなものも沢山あり、使いづらい面もありました。←どっちだよ!

SafariとFirefoxではテキストの表示のされかたが全然違って、Firefoxではレイアウトが壊れてしまいました。
文字の大きさを変えてみたり、何度もやり直し、こりゃダメだ!と思ったんですが、
画像化することで解決しました。

1ページまるごと画像にしてしまうとテキストが入らないので検索されにくくなりますが、主要な部分をいくつかに分けてPhotoshopで作ってしまうとレイアウトが壊れにくくなります。

ですから、付き合いかたさえ分かれば、案外良いソフトです。
操作も簡単、適当にいじってるうちに直感的に分かります。

それでこんな感じで作ってみました。

安達尊のプライベートフォトセッション

人のサイト作るより、自分のサイトをリニューアルすれば?って話ですよね。
そうなんです。
ウチのサイト、一時期Dreamweaverも使いましたが、殆どが手打ちタグで増築を重ねてきたので、つぎはぎだらけの様相です。
このブログのトップビジュアルもたまたま季節が春だったんで桜になっていて、季節ごとに変えようと思っていたのに、変えたためしがありません。

ところで、その後、

この人もiWeb使ってるんだ、ってサイトがありました。
写真家の
永瀬沙世 さんです。
↑写真が良いからサイト全体もかっこよくなりますよね。

iWebは写真を沢山紹介するサイトを作るには良いと思いますよ。
TwitterやFacebookのウィンドウも埋め込めるので、イマドキのソーシャルメディアと連携したWebサイトも簡単に出来てしまいます。

iWebお勧めです。

そうそう、
私も最近Facebook始めまして、このブログの右上にウィンドウを埋め込みました。
もしよろしければ「いいね!」をいただければ大変嬉しく思います。

「いいね!」を25人以上あつめるとオリジナルのURLを取得出来るというシステムらしいので、よろしくお願いいたします。

 

iLifeは標準で付いてくる場合が殆どですが、バージョンアップするには有料になります。
そしてもう1本、僕自身は使った事がありませんが最近話題のソフトはBind。テンプレートを利用してプロ並みのサイトが出来ると言うことで、かなり良いんじゃないかな?

冬場のピーカン写真は影がきつくて困る!?〜Photoshop Tips

ということ多いですよね。

そんなとき、役に立つのが

メニューバーの「イメージ」→「色調補正」→「シャドウ・ハイライト」ですね。

これ、簡単なんですが、
今ひとつしっくりこない時もあります。

第一の原因はシャドウ部って青空のブルー成分が非常に多いのです。
シャドウ部を明るくするだけでなく、カラーのコントロールは切り離して調整できないとしっくりこないんだ、ということでしょう。

そうなると、多少手間をかけて、
「色域選択」などでシャドウ部をうまく選択して、トーンカーブなどでカラーを含めた調整をしたほうが良いということになります。

ただ、これも、
どう選択するか、という点で経験値が必要になります。

場合によっては何回かに分けて、細かく調整していくこともあります。

そんなことやってらんない!

って、思った時に、
実は最近発見したんです。

こんな方法もアリかな?ってことで、、

では、作例写真を、、
kage0835a.jpg

冬場はこんな感じで影がきつくて困ります。

このシャドウ部だけを選択するのですが、
選択メニューの「色域選択」を選択します。

いつもならスポイトでシャドウ部を拾っていくのですが、
いきなり
kage002.jpg
「シャドウ」を選択します。
ここらへんが潔い。

kage003.jpg
こんな感じで、シャドウ部が選択されます。

で、これをトーンカーブで調整するんですが、
kage004.jpg
シャドウ部を持ち上げて明るくしていきます。
で、ただ、明るくしただけでは青っぽくなるので
kage005.jpg
レッドのチャンネルも持ち上げて、青みが出ないようにします。

ここまで、「選択範囲をぼかす」とかはしません。
中途半端にぼかすと妙なボケ足が出たりします。
もちろん、絵柄によりますので、鵜呑みにしないでください。

最後に、選択を解除したら全体のトーンを調整します。
この場合、冬場の色温度が低いのを調整するためにレッドのチャンネルを下げています。
こうして出来上がった写真はこんな感じになりました。
kage0835b.jpg

どのくらいシャドウ部を持ち上げるかは好みもありますので、、
後はご自身で試行錯誤してください。

こんな方法もあるという一例です。

そうそう、
もっと簡単な方法もあります。
覆い焼きツールで「シャドウ」を選択して、
グリグリしていくとシャドウ部だけが明るくなります。

ただ、覆い焼きツールだけでは色のコントロールは出来ませんから、
今回紹介した方法と併用して、
例えば、
仕上げに覆い焼きツールを使うとかすれば完璧じゃないでしょうか?

では、健闘を祈ります。