カテゴリー別アーカイブ: トラブルシューティング

ストロボ修理のオガワスタジオ

これもちょっと前の話になりますが、
スタジオ用のストロボを修理に出しました。

スタジオタイプの大型ストロボの修理って怖いんですよ。
修理代がいくらかかるか恐ろしくて、しばらく修理に出せずに放っといたんです。
昔、コンデンサーの総取り替えで20万円近くかかったこともありましたから、、

幸か不幸か大きい仕事が入らなかったので別の1台とモノブロック、足りない時はHMIをレンタルしたりストロボを持っているアシスタントに機材込みで来てもらったり、とやり繰りしていました。

使えないのに置いといても邪魔になるだけだし、意を決して修理に出してみる事にしました。
このストロボは以前メーカーで修理してもらった時に(その時は直してもらえたけど、)「保守部品が無いので今後の修理は出来かねます」といった趣旨のシールが貼られて返ってきたものだった。

で、こんな時に頼りになるのが、以前にも別のストロボでお世話になったオガワスタジオさん。
こちら→http://www.geocities.jp/strobomasa/00/

新宿区の早稲田鶴巻町にスタジオがあります。

今回、半導体の不具合という事で2万円の修理代で済みました。
コンデンサーじゃなくてよかった。

小川さんによれば、仮にコンデンサーだとしても全てのコンデンサーを取り替える必要はなく損傷した所だけを取り替えればよいので法外な金額にはならないとのこと。

確かにメーカー修理だとそういうわけにもいかないので高く付いてしまうのだろう。

プロカメラマンの皆さん!
是非是非、このオガワスタジオ、要チェケですぞ。
(ブログで紹介したいということでご本人の許可も得ていますので大きい声で言っちゃいます)

新たな設備投資もままならない時代ですから、手持ちの機材を生かしましょう。

データレスキュー、その後

前回、データレスキュー3が突然クラッシュして強制終了してしまった続きです。

その時点まで復旧出来たファイルは大丈夫でしたので、残りの続きを再開することが出来ました。

作業手順として、
一番最初にファイルを探すためにHDDを全てスキャンするのですが、
そのスキャンデータというのが残っているんですね。

クラッシュ後、知らずにもう一度最初からスキャンしてしまいましたので、
下のウィンドウ上では2回スキャンした記録が残っています。

今現在も、バックグラウンドで復旧作業中です。
まだ数日かかりそうです。


datarescue.jpg


スキャン記録の「見つかったファイル」から復旧させたいファイルもしくはフォルダにチェックを入れて、「復旧」ボタンをクリックします。

この復旧作業は膨大な時間を要しますので、
数日かかる事もありますから、

あまり一度に大量のファイルを復旧させようと欲張らずに、
こまめに何回かに分けて作業させたほうがよいでしょう。

でも、本当に心強い復旧ソフトです。

これ持っていると安心ですが、本来使う機会が無いほうがいいんですけどね。

データレスキュー

先日、息子の使っているiBookの調子が悪いということで僕のところに持ってきた。

確かに立ち上がらない状態なので、FireWireターゲットモードで様子を見た。

その時点ではマウントしていたのでいくつかのファイルを救い出したのだが、途中でエラーになってしまったり異様に時間がかかりすぎていたので、

今度はディスクユーティリティで検証、修復を試みた。

カタログツリーがなんちゃら、、、みたいなディスクの根幹に関わる重大な不具合のようだった。

何度か修復を試みているうちに、
今度はマウントすらしなくなってしまった。

後で分かった事なのだが、ディスクユーティリティの修復というのは、データを書き換えようとするので場合によってはさらに悪化するということもあるという

それなりにMac歴は長いのでこれまでも様々なトラブルシューティングをしてきたが、
結論は、タダでやれる事はやり尽くしたということだった。

あとは、諦めてデータを全て捨てるか、少しお金をかけてでもデータを救い出すか?という選択になった。

実はウチの息子まだ就活中で、何かと大事なデータもあるだろうし、就活に支障をきたすのも可哀想だ。

なによりもiTunesの膨大なデータを捨ててしまったら、再構築するために使うお金のほうがかかるだろう、

ということで、

まあ、これは親父の愛ですよ、愛!

買いました。
iGeekの「データレスキュー3」



これです。

いま、こうしてブログを書いてる最中もバックグラウンドで稼働してます。

復旧作業を始めてから49時間が経過しています。

救出予定のデータ量は31.2GB。
現在、5.6GB分ですから、まだまだ先は長い、、、

たぶん不良ブロックを通り過ぎるとあとは早いのではないかと期待したりもしますが、

さて、いつになるのでしょう?

それにしてもこのデータレスキュー3、
こうしてマウントしなくなったハードディスクからでもデータを救出出来るのですから凄い!

もの凄い遅いスピードですけど、
ゆっくり、ゆっくりと
確実にデータを吸い上げているようです。

あっ、ちょっと待ってください!
今、データレスキュー3がクラッシュして強制終了しました。

どうしたんでしょう。

ツイッター風に言うと、クラッシュなうってことですか?

、、、

後日また報告します。。。

ファイアワイヤターゲットモードで移行アシスタントを実行する

久々の更新&久々のMacネタ。

実は最近、一世代前のMacMiniを中古で手に入れた。

初めてのインテルMacである。

そこで、旧マシン(G4 AGP)からの各種設定を移行しなくてはならないのだが、
ご承知のようにFireWireで接続してターゲットディスクモード(TDM)にして旧マシンのハードディスクを認識させ「移行アシスタント」を実行するというやりかたがある。

やり方はアップルのページでも紹介されているのでそちらを参照していただければ詳しいが、
簡単に説明すると、

•起動中の新マシンと起動前の旧マシンをFireWireケーブルで繋ぎ、旧マシンの「T」キーを押しながら起動する。
•しばらく押し続けているとターゲットディスクモードに入り、旧マシンのハードディスクが新マシンのデスクトップ上にマウントされる。
•新マシンの「アプリケーション」→「ユーティリティ」にある「移行アシスタント」というソフトをを立ち上げ、あとは手順に従って各種設定を移し替えていけばO.K. 

のはずだった、、、
が、思わぬ誤算が、、、

旧マシンに内蔵されている2つのハードディスクのうち、1つしか認識してくれないのだ。
肝心のOSXシステムが入った方を認識してくれない。

そこで思い当たるのはATAの「マスター」と「スレーブ」の違いか?ということ。
ウチではクラシック環境(OS9)をマスターのハードディスクで、OSXをスレーブのハードディスクで、と分けていたからだ。

渋々フタを開けてハードディスクを取り出し、ジャンパーピンの差し替えを行った。

DSC_6612i.jpg
(ジャンパーピンの刺さっている手前のHDDが「マスター」、ジャンパーピンの無い奥のHDDが「スレーブ」になる)

その結果、やはり思った通り「マスター」のHDDのみがターゲットディスクモードになるということがわかった。

結局面倒くさいことになってしまったわけだが、移行はスムーズに完了。

メールの設定やアドレスブック、SafariのブックマークやFireFoxのブックマーク、iCalの予定表、などもそのまま移行。
ただ、ここ3ヶ月分くらいの過去メールしか移行されなかったのはなぜだろう?

まあ、腑に落ちないことがあっても実用上問題無ければ深く追求しないのがMacユーザーのよいところ。

中古とはいえ新しいMacが来てちょっとだけ嬉しいわけだが、
MacMiniをメインマシンにするカメラマンって??

と考えると、ちょっと悲しい気もする。