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1/60秒でもミラーショックに寄るブレが、、、

少し前になってしまったが、友人の松永あたる氏のブログを読んでいて気になる記事があった。

http://stockphoto.blog46.fc2.com/

元ネタはココ
http://techon.nikkeibp.co.jp/article/HONSHI/20090427/169454/

要するにシャッター動作時の振動やミラーショックによる振動が、微妙なブレとなって画質に悪影響を及ぼす、という内容だ。

特に1/60秒付近が顕著だという。

この話を知ったとき、
なるほど、と、思い当たる節があった。

僕が使っているカメラ×レンズの場合、
どうも1/90秒というのが鬼門だなぁと感じていたのだ。

1/60秒以下だとホールディングが不安定でブレる、ということは考えられるが
なぜ1/90秒でピクセルが微妙に流れているかのようなブレっぽい感じがあるのだろう、
と疑問に思っていた。

もちろんはっきりとしたブレとは分からないので、
なんとなく、、ブレているような感じ?
といった程度のことだった。

手ブレ補正の誤動作か?とも思った。

そのうち、なんとなく1/90秒のシャッタースピードは避けるようになった。

なるほどやっぱりそうだったんだ、と合点がいった。

また、三脚に構えて撮影する時も、
後処理でのレイヤー合成を前提にする時は同ポジ(同ポジション)で撮影するのだが、

どうも、微妙にピクセルがずれるということがあった。

その辺は銀塩以上に敏感らしい、ということで、
スタジオではそれまで4×5のビューカメラ用として使っていた重量のあるジッツオ三脚をいまだに使い、クイックシューのような簡単取り外し機構は付けずにダイレクトに三脚のネジでしっかり締め付けている。

常識的に考えて、35mm一眼レフタイプのカメラに4×5用の大型三脚というのは大げさすぎるようにも思うが、
どうしてもこれでなくては安心出来ない、という気持ちがあった。

どうやらその辺の問題が明らかになるにつれ、
具体的な検証はしていなかったものの、やはり重量級の三脚を使うことは意味が有ったんだと改めて実感。

先日、目黒方面の中古カメラ屋へ立ち寄ったら、大型のジッツオ三脚の中古が何本か出ていて、、

あぁ、このデジタルの時代にこんな大げさな三脚なんかいらないと思って売っちゃったんだろうなぁ、

でも、この記事読んだら売ってないだろうなぁ

なんて思いながら眺めてました。