撮影の現場では白い発泡スチロールのボードをバウンス板として使っているのだが、なぜか皆、それをカポックと呼んでいる。由来は知らない。
そのカポックを天井バウンス板として使う簡単な方法を紹介しよう。
白ホリ貸しスタジオなどではトップライトが常備されていたりするが、倉庫のような建て込みスタジオやロケスタなどではトップライトをどうするかが課題になる。
トップライトを仕込むために時間がかかり過ぎていては全体の進行に影響してしまうので、手短に済ませる必要がある。
かといって、カサバン(傘にバウンス、という業界用語)だけでは面光源の面積としては物足りない、というときに思いついた。
まずは、それがどんなものなのか見ていただこう。