オークション用の商品撮影をしたい方や、
プロカメラマンを起用しないで自社製品を撮影したい企業担当者向けのライティング講座です。
まず最初は普通に撮った場合の作例。
通常、デジカメの内蔵ストロボなどを使った手持ち撮影だとこうなりますよね。
これを、多少の機材と手間を惜しまなければ、プロ並みの写真にすることも可能です。
それを解説していきましょう。
最近はカメラ量販店でも簡易ミニスタジオが各種発売されていて、そんなに高価なものでもないので「物撮り」をする機会の多い方なら持っていて損は無いでしょうし、
Webショップなどを展開されている会社の方なら、必須のものと考えて、会社の経費で買ってくださいね(笑)。
私が使っているのはフォトキューブプロ(Photo Cube Pro)という少し大きめのドーム型簡易スタジオセット。
一回りサイズの小さいフォトキューブもあります。
簡易ミニスタジオは撮影したいモノのサイズや撮りたいアングルなどの使い勝手を考慮して選ぶといいでしょう。
(通常の斜俯瞰など一般的なアングルに対しては汎用性はありますが、上から見下ろすようなアングルには対応出来ないミニスタジオが多い。フォトキューブは置き方を変えれば真俯瞰も可能。)
さて、どんな機材が必要なのか並べてみました。
右上に折り畳んである黒い袋がフォトキューブ。広げるとかなり大きくなります。
蛍光灯電球とソケット、ライトスタンドや延長コード、クリップやテープ類などです。
また、撮影用に三脚は必須です。
こうした必要機材は撮るモノによって変わってきます。
ここでは前回紹介した自作蛍光灯ライトも使った作例を紹介します。