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Adobe Photoshop CS4日本語版発表

Adobe PhotoshopCS4日本語版が発表になった。

Photoshopだけでなく他のソフトも含めてCreative Suite 4になり、一新された。

すでに本国アメリカではCS4になっていたので、日本語バージョンの発表も時間の問題だった。

アドビストアなどでも先行予約受付中ということで、発表はされたものの実際の発売までは少し時間があるらしい。

Adobeでは過去3バージョンまでしかアップグレードの対象にならないので、もしPhotoshop7.0ユーザーならCS4へのアップグレードは受けられないことになる。

そこで、残されたわずかの時間のあいだに一度CS3へのアップグレードをしておかないといけない。

詳しくは、ココを見てほしいんだけど、

今日11月11日からCS4発売前までの間に現行バージョンのCS3にアップグレードするとCS4への無償アップグレードが受けられるという、、、

えーっつ!!

それって、おいしくない?

一粒で2度美味しい、みたいな、、

逆に11月10日以前にCS3買っちゃった人がかわいそう。

だってアメリカでCS4が先行していたから、そろそろアップグレードしておかないとやばいな、なんて危機感感じていたと思うんだ。

 

ところで僕のところはどうかというと、

ウチはPhotoshopCS2の正規ユーザーなので、まだ大丈夫。

 

実際の所、早いアップグレードのペースについていけないユーザーって多いのではないだろうか?

確かに新しいバージョンへすぐ移行するメリットはある。

そうすれば、他の人より早く新機能を使いこなすことでアドバンテージが稼げるからだ。

 

ところが新バージョンが出るたびにマシンパワーも必要だしシステムも古いシステムは切り捨てられていく。

結局、単純にソフトのアップグレードだけの話ではなく、マシンそのものも常に最新のものにバージョンアップしていかなくてはならないのだ。

 

さてさて、

前置きが長くなってしまったが、実際の機能はどうだろう?

 

印象としては、ものすごく使い勝手が向上している。

グラフィックプロセッサーを利用した滑らかな描写で、シームレスにすばやくズームしたり回転したり出来る。

各種色調補正も従来ならツールを決めて、選択範囲を決めて、メニューバーから選んで、クリックして、など、など、、

多くのステップを踏まなくてはいけないことが、簡単に2ステップぐらいでやりたい事が出来てしまう印象だ。

 

また、覆い焼き、焼きこみ、スポンジツールでは微妙なトーンを保護しながら自然な仕上がりになるように改善がなされているし、

こうしたブラシ系のツールなども劇的な進化というよりも、

いままでなんとなく気になっていた不満なところが、改善されているようだ。

 

主な新機能は、ピント位置の違う複数の写真を合成して、被写界深度の深い写真を作ったり、

違和感なく縦横比を変更したり、という機能だろう。

 

また、新機能ではないがPhotomergeという複数の写真をスティッチしてパノラマ合成する機能が強化された。

従来からある機能だが、今度は360度のパノラマも出来るようになったらしいし、細部の精度も上がったとなれば是非使いたい機能だ。

 

同時にAdobe BridgeもCS4になり、PDFファイルでコンタクトシートが出力できるなど便利な機能が追加された。

CameraRawはバージョンが5.0になり、Lightroom2との連携も強化されている。

 

最後に全体の印象を究極の一言で表現すると、

「強力なマシンとお金があればアップグレードしたい」

 

裏を返せば、強力なマシンもお金もないので、今しばらくは我慢か?、、、

 

 

PS.

えーっと、一応、告白しておきますが、

僕の所にはデモ版があるんですが、インストール出来るマシンがなくて、

まだ使っていないんです。

(MacintoshはOSが10.3.9だし、WindowsはXPproですがメモリが2GB以上ないとダメとアラートが出てしまう始末、とほほ、、)

 

レビュー内容に関してはAdobe主催のデモを見ていますので、そのときの印象をもとに記述しています。