地味すぎてよくわからないプロフェッショナルレタッチ

プロフェッショナルレタッチといっても何か特別のことをしているわけではない。

納品するために必要な作業を日々繰り返しているだけのことなので、レタッチという感覚すら薄れてくる。

(単調な作業としては修復ブラシツールなどを使ったゴミ取り作業だ)

 

一般の人が見てもまったく気がつかないPhotoshopレタッチを紹介しよう。

完成写真はこんな感じ

S0810_1669jimi.jpg



普通のカタログ写真だが、実は2枚の写真を合成している。

背後の障子を明るくしているので、通常は上の写真のようにコタツの天板が光って真っ白くなる。

S0810_1668sozai.jpg

そこで、障子の後ろの光をカットして右後ろからの流し込みライトもカットしたものを撮っている。

この右側の写真を左側の写真の上に同ピンで重ね、コタツ天板部分以外を削除する。

この場合天板の光沢感を残したかったので、暗く落としただけにしたが、完全に木目をきれいに出したい時は背後に黒ケント紙や茶系のペーパーなどを貼ることもある。

コメントを残す