大変なことになっちゃいました、、、でも、、

実は、極私的ほしいものリストだった「光源別ライティング機材の特徴」という記事を書いた後、

メインで使用している2400Wsのジェネ(電源部)が撮影中に煙を吐き、発火寸前の危険な状態までいってしまいました。

原因はコネクター部のピン焼けですが、ものすごい煙が出たので、完全に全損かと思いました。

ジェネ1台しか持っていかなかったことを後悔しましたが、
編集部にモノブロックがあるという幸運に恵まれ、自分の1灯と合わせ3灯使えたので撮影は無事終了。パワー不足は高感度で補いました。

ただ、今後の事を考えると商売上支障をきたすことは明白。
せっかくコメットのアウトレットセールでモノブロックを購入しようかと思っていた矢先でもあったので、これをジェネ本体の購入に切り替えるとなると出費の予定が完全に狂ってしまいます。

もっともこのタイミングでアウトレットセール直前というのも幸運といえば幸運。

今年初詣のおみぐじは凶だったからなぁ〜
悪い事ばかりじゃないと書いてあったのは、こういうことかぁ?

さらに幸運は続き、
コメットの1200Wsセットを中古で譲ってくれる方が現れました。
古い機種だったけど値段交渉をして、お互い納得のいく価格で取引ができました。
パワー的には半分になってしまいましたが、1台2灯+アンブレラ+キミーラライトバンクというセットを譲っていただけましたので、全体としてはかなり格安だったと思います。

ありがとうございました、Iさん!

そして、コメットのアウトレットセールでは200Wsのモノブロックも購入しました。当初予定では400Wsクラスを考えていたんだけど、今回の事故で予算規模をかなり縮小しました。

まあ、出費はかさんでしまったけれど、今後も撮影を継続していける機材は確保したって感じかな?

で、煙を噴いたジェネですが、、、、

ピンが焼き付いてコネクターが外れない状態になっていました。
恐る恐る中を開けてみると、
コネクター部の樹脂も溶けて、漏電している状態だったことが分かりました。

ところが、コンデンサー本体は全く綺麗な状態だったんです。

これはひょっとして全損ではないと思いました。
オガワスタジオさんだったら直してもらえるかも?と思いましたが、、、、

今は無理。

ただでさえ貧乏なのに、出費がかさんだので、
いずれ余裕ができた時に、、、

なんて思ったのですが。

コンデンサーが生きているのなら、使えないコネクターを外してしまえば、
漏電もなくなり、
使えるようになるのでは?

と、頭の片隅にひらめきました。

いや、危ない、止めたほうがいい、という別の声も聞こえました。

、、、

何日か考えた末、ダメもとで決行することにしました。

結果、こうなりました。

 

1番のコネクターを外し、コード類も切断してしまいました。
ところが、よく見ているうち、
2番のピンも焼けている事が分かりました。
綺麗なのは3番のコネクターだけ、、、、、、

この機種は差し込むコネクターによって出力が違うので、フルパワーの2400Wsを出力するのは1番か2番のコネクターなんです。3番だけ生きていても600Wsしか出力しません。

で、また何日か電源を入れないまま、悩みます、、、

焼けた金属が付着しているのをヤスリで削って、コネクターがカチッと正常な音を立てて収まるところまでもってけないだろうか?

いや、接触部分が甘いと、またすぐ焼き付くよ、
それこそ危険じゃネ?、、、、という声もまた聞こえます、、、、、、

と、思いながらも、、、
ホームセンターでヤスリを買ってくる私、、、、、、、

オス側のコードも焼き付いたピンのある NGコードを使いました。
万一きれいなコードをダメにしてしまうのもいやだったんです。
こうしてオスメス両方を少しずつ削っていきました。

そして、すこしずつ作業しているうちに、カチッと収まったんです。

さあ、どうする?

ここまではきたけど、実際電源を入れてみるのか?

現場では電源をオフにしても漏電のせいで煙が収まらず、コードを外してやっと収まるほどひどかった。

再び電源を入れること自体怖かったので、
部屋の中ではなくベランダにジェネを置いて、ゴム手袋をはめて、、、、

意を決して、電源コードをさしました。

、、、、

とりあえず、何も起こらない、、、。
コードに触ってみる。

熱は無い。

よし、漏電はしていないようだ。

さて、いよいよメインスイッチをオンにしてみよう。

生き返るかどうか、、出力は最小。

オンにする。

すぐにチャージ完了し、発光できる状態になった。

おー素晴らしい!

最小出力で発光してみる、、、

O.K.

おー素晴らしい!

だが、これからだ、、、、
パワーを上げてもピン焼けがこなければO.K.だ。

すこしづつパワーを上げ何回か発光する。

フルパワーで発光させる。

一度電源を落とし、コネクターを抜いてみる。
焼き付いていると抜けない状態になったりするので、
これも大丈夫だった。

再び、フルパワーでゆっくり何度か発光してみる。

ここまでくると、なんかすごく得した気分になってきた。

2400Wsのジェネ復活!!である。

ただ、どうもファンが回っていない。ジェネ側もヘッド側も、、、、
コードを切ったときにファンへ電源が供給されないようになってしまったのかも、、、、

焼き付きの不安が全くないわけではないし、ファンが回らないので連写禁止!である。

完全復活とは言えないが、しかし、一応2400Wsも復活と思ってよいかも、、、、

ということは、、

現状、使えるストロボ全体としては、、、

1200Wsが2台4灯、2400Wsが1台2灯、モノブロックが300Wsと200Wsが各1灯、、、

ざっくり言うと3台6灯+モノブロック2灯という陣容になりました。
パワー的にはトータル5300Wsです。

最近のデジカメは高感度でも使えますから、充分大光量で、
かなり大掛かりな撮影でも自前の機材だけで対応できそうです。

ここ、しっかりアピールしたいところ、、

一時はどうなるかと思った今回の一連の騒ぎも、、

結果としては、

機材が増えた!

ということです。

そこで、

絶賛お仕事大募集!!

です。

実はこんなブログ書いているぐらいですから、
結構ヒマしてます、、困るぐらい、、、

是非、よろしくお願いいたします。

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