コマーシャルフォト10月号が発売になりまして、
その中の森本千絵さん特集ページで取材カメラマンとして、
森本さんはじめトップクリエーターの方々の写真を撮らせていただく機会がありました。
撮影の現場にもおじゃまし、大変刺激になりました。
いま、二流半ぐらいの立ち位置で、バイトもしながら細々と暮らしている自分にとっては、別世界のように感じてしまいます。
まだ仕事があった頃は、一流とは言えないまでも一流半ぐらいの自負はあったんですけどね、、、
長引く不況も仕事が無い原因でしょうが、
それだけではないでしょう。
大きなカタログなどの仕事は大手が薄利多売覚悟でも囲っちゃってますから、そこからはじき出されてしまうと中途半端な状態じゃ食えなくなります。
仕事(撮影)自体も昔より減っているように思いますが、
カタログの物撮りなど数をこなさなくてはいけない仕事は大手印刷会社などが自社内でやってしまう傾向で、こっち側に組しようとするには大規模な自社スタジオがあるとか何かアドバンテージがないと難しい状況です。
一方で、重要なビジュアルイメージを含む広告展開にはやはり一流どころのクリエーターに発注するという図式ではないでしょうか?
結局、一流半程度じゃ食えない状況になって、格差が広がったようにも思います。
今、考えるべきことはギャラを安くしてでも仕事を増やそうとすることではなく(だって、仕事自体少ないんだから無理)、、
やはりスキルアップして、一流を目指すべきなんじゃないか、ということ。
50過ぎたオッサンが言うようなコトじゃないかもしれませんが、一歩一歩でも、少しでも、上を目指す気持ちがないと、ホントに食えなくなってしまうような気がします。
食えなくなるからっていうネガティブなマインドで一流を目指してもダメかもしれませんが、、
今回の取材のように一流のトップクリエーターの人たちに触れる機会をいただいて、
良い刺激になりました。
ありがとうございました。
諦めずに頑張りましょう!
コマーシャルフォト 2010年10月号 森本千絵特集号 至る所で取材写真使っていただきましたが、特に44ページの写真は大きく扱っていただきましたので必見です。 |