タグ別アーカイブ: コマーシャルフォト

EOS 5D mk2ムービーを使った作品

コマーシャルフォト5月号が発売になりました。
4月号の続きでEOS 5D mk2を使ったムービー撮影の編集編が紹介されています。
(私も編集の現場に取材撮影でおじゃましました)

その時のムービーがWebにアップされていますので、是非ご覧になってください。

KDDI 「サクラスイッチ」
http://www.kddi.com/sakura2009/main.html

フルサイズCMOS素子のピン浅効果が遺憾なく発揮されているのは、女子高校生が光の中へ溶け込んでいくように去って行くシーンだろうか。

スチール構成されている部分もありますが、これももちろんEOS 5D mk2による撮影で、
ムービー、スチール共にカメラマンは永瀬沙世さん。

監督も女性で、黒川静香さん。
カラーコレクションの達人らしく、監督自らカラコレを施し全体を統一感のある色調に仕上げている。

EOS 5D mk2ムービーのサンプルというより、作品として、ホントに涙が出るくらい良い作品に仕上がっています。

恐るべし、永瀬沙世、黒川静香。
この女性コンビ☆凄いです。

もちろん広告なので大勢のスタッフが関わっているので全員の力だとも言えるんですが、、、

なお、今月号は他に特集2の取材撮影(P57〜59)もやってます。

コマーシャルフォト3月号にて繰上和美氏を撮影

コマーシャルフォト2009年3月号が発売になりました。

http://www.genkosha.co.jp/np/detail.do?magazine_id=1

【特集】映画に魅せられた写真家たち
■『ゼラチンシルバーLOVE』の操上和美監督インタビュー

という記事で操上和美氏を撮影しました。

最初にコマフォト編集部から電話をもらった時に、
インタビュー取材の撮影だと聞いて、
「はい、はい、了解、了解!」程度に、軽く受けたんですが、
編集者がおもむろに「実は相手の方が繰上和美さんなんですが、、、」
って言うんです。
「えーっ!」と驚くと同時にちょっとびびりました。

繰上和美氏といえば広告業界では超大物クラスのフォトグラファーだからだ。

超大物フォトグラファーを前に、ありきたりの撮影ではつまらないし、
かといって奇をてらった撮影をしても良いものには仕上がらない。

結局、自分の出来ることをするしかないなぁ〜と思いながら、
取材当日、私はあのライティングを披露してみることに決めていた。

あのライティングとはフォトキューブプロを使ったライティングである。

繰上氏の事務所でインタビューはおこなわれた。
セッティングが済み、繰上氏が登場。
インタビューを始める前から、いきなり、
「これ、どうなってるの?」と、フォトキューブライティングに興味を持ってくれた。

説明すると「へぇ〜なるほど」って、納得の様子。

彼には多分、この光源がこのくらいの距離にあり、この方向から来て、カメラがここだと、こんな感じに写っている、というのがお見通しだったはずだ。

業界の大先輩を前に緊張の撮影ではあったが、最高に楽しい撮影であった。