はたして、「強くて弱い光」というのは存在するのだろうか?
これは光量としては非常に弱いけれど、効果は絶大で強い、という光のことだ。
だから、答えは「存在する」
このように全く相反するコトが起きる面白さがライティングの妙だといえるだろう。
以下の作例写真を見ていただきたいが、これはライトを2灯使っている。
FinePix S5 Pro
1/180秒 F19 ストロボ
ISO100
左後ろからのライト。これは強い光で写真全体のトーンを決め、露出を決定付けるライトである。
そして、商品であるカメラが黒く落ち込まないように、また、レンズの光沢感を出しているライトがもう1灯存在している。
これが、強くて弱いライトである。
実際のライティングの様子を見てみよう。