久々の更新&久々のMacネタ。
実は最近、一世代前のMacMiniを中古で手に入れた。
初めてのインテルMacである。
そこで、旧マシン(G4 AGP)からの各種設定を移行しなくてはならないのだが、
ご承知のようにFireWireで接続してターゲットディスクモード(TDM)にして旧マシンのハードディスクを認識させ「移行アシスタント」を実行するというやりかたがある。
やり方はアップルのページでも紹介されているのでそちらを参照していただければ詳しいが、
簡単に説明すると、
•起動中の新マシンと起動前の旧マシンをFireWireケーブルで繋ぎ、旧マシンの「T」キーを押しながら起動する。
•しばらく押し続けているとターゲットディスクモードに入り、旧マシンのハードディスクが新マシンのデスクトップ上にマウントされる。
•新マシンの「アプリケーション」→「ユーティリティ」にある「移行アシスタント」というソフトをを立ち上げ、あとは手順に従って各種設定を移し替えていけばO.K.
のはずだった、、、
が、思わぬ誤算が、、、
旧マシンに内蔵されている2つのハードディスクのうち、1つしか認識してくれないのだ。
肝心のOSXシステムが入った方を認識してくれない。
そこで思い当たるのはATAの「マスター」と「スレーブ」の違いか?ということ。
ウチではクラシック環境(OS9)をマスターのハードディスクで、OSXをスレーブのハードディスクで、と分けていたからだ。
渋々フタを開けてハードディスクを取り出し、ジャンパーピンの差し替えを行った。
(ジャンパーピンの刺さっている手前のHDDが「マスター」、ジャンパーピンの無い奥のHDDが「スレーブ」になる)
その結果、やはり思った通り「マスター」のHDDのみがターゲットディスクモードになるということがわかった。
結局面倒くさいことになってしまったわけだが、移行はスムーズに完了。
メールの設定やアドレスブック、SafariのブックマークやFireFoxのブックマーク、iCalの予定表、などもそのまま移行。
ただ、ここ3ヶ月分くらいの過去メールしか移行されなかったのはなぜだろう?
まあ、腑に落ちないことがあっても実用上問題無ければ深く追求しないのがMacユーザーのよいところ。
中古とはいえ新しいMacが来てちょっとだけ嬉しいわけだが、
MacMiniをメインマシンにするカメラマンって??
と考えると、ちょっと悲しい気もする。