知り合いの会社から不要になった15インチ液晶モニターをもらったのでマルチディスプレイにしてみた。
要らなくなったモニターがあるけど持ってく?と聞かれて、15inchだしD-Subだし1024×768だしあまり使い道なさそうなので「いや要らない」と答えかけたが、ロケ用のモニターにでもしようかと思いたち、やっぱりもらうと答えてしまった。
でも考えてみたら、それよりもデュアルモニター環境にして使ったほうがよくない?ってことになり、
実はすでにMini Displey Port用のD-subアダプタは入手済みだったので簡単にデュアルモニターに出来る環境が整っていたのだ。
昨年、OACの講座を引き受けた時に自分のモニターとプロジェクターをミラーリングするために2系統の出力が必要になりMini Display Port用のVGAアダプタを買ったのだ。
この時DVIにするかVGAにするか迷ったのだがVGAにしておいて大正解。
こうしてD-sub端子しか持たないモニターがやってきてくれたのだから。
なんだかジグソーパズルの断片がだんだん繋がっていくみたいに機材が揃ってしまう事ってあるよね?
え、ないですか?
例えば、以前このブログにも書いたけど、
980円で手に入れたApple純正15インチ液晶ディスプレイ。
ADC出力のグラフィックカードを持っているので大丈夫と思っていたら本体側からの電源供給が出来なくて使えない事が判明。
でも、その後ADC対応のG4クイックシルバーのケースを3000円で手に入れて、そこへG4 AGPの中身を移植して、合計3980円で1台出来上がったという、、、
→3980円のMacintosh
話が横道にそれましたが、
こうして自然発生的にデュアルディスプレイ環境になったのだが、
実は現行のMacintoshは全てデュアルディスプレイに対応している。
あの極薄のMacBook AirでもMini Display Portがあるのだ。
で、このMini Display Portってやつなんだけど、Appleは時々仕様を変えてしまうことがあって、さっきのADCの件もそうなんだけど、
以前のiBookとかに付いていたDisplay Portとは違うので要注意。
(写真は左側が付属で付いてくるMini DVIアダプタとそれに繋がるDVIケーブル、右がMini Display Port用のVGAアダプタとD-Subのモニターケーブル)
Mac Miniに関して言えばEarly2009以降ならデュアルディスプレイ環境に出来る。
仕様的には2GHzまたは2.26GHz Core2 Duo以降の、
グラフィックカードがNVIDIA 製になって以降。
別の言い方をすればFireWireが400から800に変ってから以降。
ということになる。
以前僕が使っていたMacMini 1.83GHz Core2 Duoのグラフィックプロセッサーintel GMA950ではこの環境は出来なかったのだ。
デュアルディスプレイ環境にするための
Mini DisplayPort-VGAアダプタはAppleストアで3400円で手に入る。
アマゾンではサードパーティー製のものを扱っているので、さらに少し安く手に入れることも出来る。
VGAは15pinD-Sub用。DVI用もある。
デュアルディスプレイ環境を構築するって昔は大変だったけど、今は本当に簡単にできちゃうのね。
作業領域が広がって快適ですから、
皆さんも古いモニターを譲り受けるチャンスがあれば、もらっておいたほうが得ですよ。
あ、ていうか
今は主モニター自体がデカイからそんな必要は無いのか。
やっぱり貧乏臭いんだな、オレ。