知ってました?超巨大ファイルの扱いって、、

お久しぶりでございます。
ちょっと忙しい時期が続きまして、
納期の締め切りや、原稿の締め切りなどで、追いつめられていました(笑)

息抜きにブログの更新などもしたかったのですが、
いろんなとこから、そんな暇があったら早くデータちょうだい!とか、原稿どうなってるの?
などと突っ込みが入りそうで怖くて更新出来ませんでした。

ま、そんなわけでちょっと一段落したということですが、
今度は、これからの仕事の心配をしなくてはいけません。
12月は暇になりそうな気配が、、、
不景気の時って、12月後半はもう年末モードで仕事なかったりしますからね、、

で、それはさておき、、
最近関わっていた仕事で、今更ながら知った事というのがありましたので、それをご紹介します。

内容は、十数枚の写真を繋ぎ合わせてパノラマ写真を作り、超巨大なプリントとして出力するというものです。巨大プリントですから解像度そのものは70dpi程度でもいいよ、と言われていましたが、

それにしてもデカ過ぎる。
やってるうちにギガ越えのファイルになってしまいました。

まず最初に、こんなメーッセージをいただきました。

なるほど、そんな事もあるんだ、などと思っていたら、、
なんと、長辺3万ピクセルを超えるファイルはJPEGもPhotoshop形式も使えなくなります。

Dicomっていうファイル形式は聞いた事がありません。
超巨大ファイルになると保存出来るのは殆どTIFFだけの世界といっても過言ではありません。

TIFF形式はレイヤーもチャンネルやパスも保存出来るので、
制作途中のデータはレイヤーを含めて一旦保存することになりますが、
そうすると、益々データが巨大化していきます。

ついに、こんなメッセージが現れます。

Photoshop_bigfile03.png

このへんからちょっと心配になってきます。
大丈夫かなぁ?

intel Macmini Core2 Duo1.83GHz/メモリ2GB
というスペックでの作業は恐ろしく遅くなります。
でも驚いた事にクラッシュすることもなく、作業を続けられたのは幸いでした。

Macminiをメインマシンに使っているカメラマンってちょっと情けなくもありますが、この時程Macminiが頼もしく思えた事はありません。
これなら、現行のMacminiはCore2 Duo2.53GHz/メモリ4GBですから、もっと快適だろうと思います。
いやぁMacminiお薦めです。

で、そんなコトをしているうちに、
次の限界点も見えてきました。

Photoshop_bigfile04.png

つまり、一枚の画像ファイルは現行では4GBというのが限界のようです。
TIFF以外のファイル形式、Dicomとかビッグドキュメント形式とか汎用フォーマットというのはなんだかよくわかりません。
一般的に画像データとして認識出来るTIFF形式の限界は4GBまで、ということです。

こうなるとレイヤーなんか保存してる場合じゃありません。
レイヤーを統合して、
最終的に納品したデータは2.7GBになりました。

いやぁ、良い経験させてもらいました。
勉強になりました。

もう、滅多に無いと思うけど、、、

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