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Mac Fan 2月号発売、デジタル一眼Step by Step連載中!

毎日コミュニケーションズ Mac Fan 2009年2月号発売中です。

「デジタル一眼Step by Step」186~187ページをご覧ください。

今回は「冬景色を綺麗に撮ろう!」ということで、防寒対策や雪景色の露出設定などを紹介しています。

mfsakurei05.jpg

この連載を始めて、今回で12回目、ちょうど1年になります。

デジタル一眼レフカメラ(通称デジイチ)ユーザーが増えたことで、デジイチ初心者向けの記事ということでスタートしました。

僕も編集者も当初予定では1年=12回の連載を一つの区切りと考えていましたが、

ネタが尽きるまでもうしばらく連載を継続することになりました。

年明けに、編集部へ行き、今後のテーマを打ち合わせて来ます。

もし、こんなテーマを取り上げてほしい、などご要望がありましたらお知らせください。

このページのコメント欄でも、もしくは以下メールでも構いません。

photo@takezawa-lab.com

紙面に反映できるかどうかわかりませんが、参考にさせていただけると有難いです。 

 

立ち読みでも結構です、一度書店で手にとって見ていただけると嬉しいです。

 

 

デジタル一眼初心者向けライティング講座_バウンス光を使おう

このところデジタル一眼レフユーザーがもの凄く増えていると思うのですが、

皆さん、ストロボ撮影はどうされてますか?

普通にポップアップ式の内蔵ストロボ?

それともカメラヘッドに取り付ける外部ストロボ?

本格的に撮りたいのならば内蔵ストロボはなるべく使わないで、外部ストロボを使ったほうがいいですよ。

真上に向けて天井にバウンスしたりとか、応用が利きますのでライティングの幅が広がります。

それに内蔵ストロボだと、口径の大きなワイドレンズを着けた時など光がけられて、下半分が影になったりします。

そんな経験があるでしょう?

で、一応は外部ストロボを推奨しながらも、

内蔵ストロボでバウンスライティングをしちゃう方法を教えちゃいます。

まず、その前に、

 

DSCF2268.jpg

内蔵ストロボダイレクト照射の見本写真です。

そうですね。こんな感じになってしまいます。

ある意味ドラマチックというか、ドキュメンタリータッチというか、

好みもあるでしょうから、必ずしもダメな写真ということでもありません。

でも、

やはり、レンズの影が下に出ていますね。

レンズの口径が大きいとストロボの光がけられてしまうんです。

DSCF0024.jpg

そこで、こんなことしちゃいましょう。

ごく普通のアルミホイルですが、ストロボの周りに巻いて、

光がダイレクトに当たらないように全部上に反射させてしまいます。

そうです、

内蔵ストロボなのに、天井バウンスが出来てしまうんです。

ただし、これが使えるのは天井が白い室内だけです。

縦位置にするなら、壁に照射することになりますから、その場合は白い壁でなくてはなりません。

こうして、光を直接当てるのではなく、バウンスさせて撮影することをバウンスライティングと呼びます。

柔らかい均質な光が得られますが、反面、光が拡散するので、かなり弱まります。

元々内蔵ストロボは光量が弱いですから、そのままだと結構暗くしか写りません。

そこで、カメラのISO感度は400以上に設定しましょう。

(今回は500に設定しました)

ストロボTTLも効かなくなりますから、ストロボの設定をマニュアル発光にして、フル光量にしましょう。

もちろんカメラ側の露出設定もマニュアルにして絞りとシャッタースピードは任意に選ぶようにしましょう。

任意といっても、そんなに難しくはありません。

何枚か撮りながら調整していけばいいんです。

「絞り」の調整が主になります。

撮影後の液晶画面を見ながら、暗ければ絞りを開け、明るすぎるようでしたら絞りを絞ります。

シャッタースピードは副次的な調整です。

ストロボの光だけで撮りたければ1/125秒とか早いシャッタースピードにします。

部屋の照明や雰囲気も一緒に取り込みたかったら、周りの光も感じられるように1/15秒とか遅いシャッタースピードにします。

そうすると、こんな感じになります。

 

DSCF2269.jpg

 

FinePix S5Pro

SIGMA 10~20mm F4~5.6

1/125秒 f5.6

内蔵ストロボ

 

 

 

 

どうでしょう、そこそこいい感じでしょ?

内蔵ストロボですから、光量がなく、感度アップしなくてはいけないのが難点です。

でも、カメラバックの片隅にアルミホイルをちょこっと入れておくと便利ですね。

チューインガムの銀紙でもいいですけど、、、 

 

 

 こんな感じで時々初心者向けのライティング講座も書きたいと思っています。

どんどんアーカイブしていけばカテゴリの「ライティング」のところに溜まっていきます。

時々、過去記事も探してみてくださいね。

(って、まだ探すほどの量は無いけど、、、)

 

PhotoshopCS4発売記念、歴代のフォトショップを振り返る

PhotoshopCS4が発売になり数日が過ぎたが、こっちは、すぐには買えないので歴代のPhotoshopを振り返ってみた。

というのは、ここでもレポートしたアップル銀座での講演でフォトグラファー早川氏が余興的にMac OSXのクラシック環境でPhotoshop1.Xバージョンを起動させてみせたのがきっかけだ。

そういえばウチにも結構古いのがあるぞ、と思い、ここで紹介してみることにした。

といっても、早川氏のようにバージョン1.~なんてなくて、僕が最初にPhotoshopを触ったのが、3.0.5Jというバージョンだった。

それでも充分古く、10数年前までさかのぼる。

起動画面のスクリーンショットをとったので、それを紹介するが、

クリックすると別ウィンドウが開き、ツールのインターフェイス画面と個別の解説をするようにした。

ところが作業を始めてみたら、結構大変なことになって、途中で飽きたので、ひとまず

3.0から7.0までご紹介しよう。

(現状のマシンにはそんな古いソフトなんか入ってなくて、物置からインストーラを探してきてインストールし直したりしてました、、、)

 

Photoshop3.0.jpg

 Photoshop3.0からレイヤーが付く。殆どの基本ツール、機能はすでにあった。

Photoshop4.0.jpg
Photoshop4.0からアクション機能、調整レイヤー、16bit対応、など

 

Photoshop5.0.jpg

 Photoshop5.0からヒストリーとバッジ処理、カラーマネジメント概念の変化(進化ではない)

 

Photoshop6.0.jpg 

Photoshop6.0ではwebツールとしての進化、DTPツールとしてはカラーマネジメントの進化

 

Photoshop7.0.jpg

 

Photoshop7.0はMacクラシック環境最後のバージョンであると同時にMac OSXに対応した最初のバージョンでもある。

ある意味一つの完成型といえよう。

以後バージョン8.0がCSという名称に変わり、現在のCS4はバージョン11.0に相当する。

っていうか、

CS以降はごく最近のバージョンですし、皆さんご承知のとおりですので、割愛させていただいていいですよね?

 

超上級プロフェッショナルライティング

こないだ、面白いライティングが出来たのでここで自慢してしまおう。

まずは完成写真を見てほしい。

S0903_016_04.jpg

 

綺麗な写真に仕上がっている。

本来なら右側からのメイン光源について解説したいところだが、ここで注目してほしいのは左側からの補助光による商品側面のライティングだ。

側面だけの合成処理などはしていない。

もう少し明るめのナチュラル系の色ならバウンス板をレフとして当てるだけでも色は出てくるのだが、

このぐらい色の濃い家具だとしっかりと光を当てないと側面の木目の色は出てこない。

かといって普通に光を当ててしまうと、左側の壁も明るくなってしまい、折角の右側からのメイン光源の陰影を生かせなくなってしまう。

そういう場合、従来ならグリッドで部分的に側面だけを狙って光を当てるなどするのだが、それもありきたりだし、上から下まで均一な光にはならない。

そこで思いついたことを試してみた。

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