コマフォトのシャッフル

えーっと、実はすでにオープンしていまして、いまさらの告知ですが、

コマーシャルフォト(玄光社)の運営するShuffle(シャッフル)というサイトがオープンしました。

http://shuffle.genkosha.com/index.html

この中で、私はPhotoshopに関するHow To記事を書かせていただきました。
なんとまあ、私なんかが書いていいのか?というぐらい
恐縮の極みですが、

でも、なかなか良い記事に仕上がりました。

本当はこのブログ内でも、このくらいきちんと掘り下げた内容の濃い記事を書いて集客に繋げて行きたいところなのですが、あくまでも仕事の合間の片手間記事になりがちです。

シャッフルのほうはお仕事としてキッチリ時間を割いて対応させていただきました。

ですので、是非、読んでください。
プロカメラマン、ハイアマチュア向けの専門的な内容です。

私の担当ページ→http://shuffle.genkosha.com/software/photoshop_navi/photoshop/7205.html

今回、第一回目は
Photomergeで高品質なパノラマを作る

というテーマです。

Nikon D300s発表

昨日、Nikon D300sが発表になりましたね。
ニコン D300S
ニコンニュースリリース→http://www.nikon.co.jp/main/jpn/whatsnew/2009/0730_d300s_02.htm

松永氏の写真のすすめブログ→http://stockphoto.blog46.fc2.com/

詳細は公式サイトなどで確認していただくとして、
ここではいくつかの雑感などを、、、、

•相変わらず1200万画素しかないのは不満。
 せめて1500万画素ぐらいに出来なかったのかなぁ、、、

•ムービーが撮れるようになった。
 今、ムービーの撮影の仕事も時々しているのでこれは歓迎!
 特に、外部マイクが使える仕様になっている点は大きいですね。
 しかもD90ではモノラルでしたが、D300sはステレオです。
 業務用レベルのムービー撮影に対応出来るのではないでしょうか?

 でも、なんでNIkonは24fpsなんでしょう?
 Canonはきちっと30fpsあるんですけどね、、

 しかもファイル形式がAVIだとかMotion-JPEG だとか、昔ながらのレガシーファイル形式ってのはどうなんでしょう?
 キャノンだとH.264とか、わりと最新の圧縮形式なんですけど、、

 それとスタンダードサイズが640×424って?
 従来の4:3だと普通は640×480ですから、
 
最新のファイル形式を採用して欲しい点は古いままで、
従来通りでいいところは、変えちゃって、、
など、チグハグさが目立つ仕様になっていないか?
ここらへん、ニコンさんきちっと説明して欲しいなぁ

•ニコン DXフォーマットの最上位機種
 そうなんですよね。
 一応、APS-Cサイズのニコンデジイチでは最上位機種ということになりますので、それ相応の良いカメラだと思います。

プロカメラマンが仕事で使えるカメラに仕上がっていると思いますが、
実は性能云々よりも、
プロが仕事で使うカメラってデカイほうがいいんです。

クライアントが立ち会う時など、ちっちゃーいカメラではカッコつかないんで、

その場合はバッテリーパックなど装着して、でかく見せるとクライアントも納得。
詳しい機種名など知らなくても、なんだかプロカメラマンさんのカメラはデカイという印象だけ与えられればいいんです。

個人的には予算があれば欲しいカメラです。
 (もちろん、そんな予算は、、、、、、z)

Mac Fan9月号連載記事の紹介とオレンジページnetのムービー紹介

毎日コミュニケーションズ Mac Fan 2009年9月号が発売になりました。
連載中の「デジタル一眼Step by Step」、今回は動く被写体の流し撮りです。

実は、先月号はお休みしました。
Appleから新製品が続々発表になり、ページ数の関係で私の連載が飛ばされてしまいました(笑)

ですので一ヶ月遅れの掲載になりましたが、是非ご覧ください。

それと、一つ前の記事でiMovieの話題を取り上げましたが、
撮影から編集までこなしたムービーがWeb上に公開されています。

まあ、あまり自慢になるような作品ではありませんが、
アマチュアが自分で撮ったムービーをYouTubeに公開している、、、みたいな、?
ラフな感じが狙いと言えば狙いでしょうか?

こちらも、是非、ご覧ください。

オレンジページnet

iMovieとGarageBandを使ってムービー編集をする

最近、iMovie’08とGarageBand’08を使ってムービー編集をしています。

一応、仕事です(笑)

Web用のムービー撮影と、その編集ですが、
今話題のデジタル一眼のムービー機能を使った撮影ではなくて、
昔ながらのminiDVテープを使った家庭用のビデオカメラで撮影しています。

企業のタイアップなので、クライアントさんや広告代理店も入った撮影ですが、
なにせ低予算のため、業務用機材レベルのクオリティは求められていません。

ま、そんな事情もあり本来本職ではない僕のところに仕事が来たという経緯もあるでしょう。
最初は撮影だけのつもりでしたが、仕事が無い昨今の状況を考えると、面倒でも編集までやらせてもらって少しでもプラスアルファのギャラ増になればと思い、全部やらせてもらう事にしました。

過去にはアナログ電子編集機の時代やAdobe Premiere(5.0の頃)を使った企業VPなどを編集した経験はありますので、なんとなく編集の流れは分かっています。

でも、その後ビデオの仕事に関わる機会も無くなり、ムービー編集ソフトを使う機会も無く、
そもそも現在のマシンで使えるPremiereもFinal Cutも持っていない状態になっていました。

そこで、当然の成り行きとして考えたのはMac標準でついてくるiMovieで編集してはどうか?ということ。

簡単なカット編集やワイプ、ディゾルブ程度は出来るはずと思い、
まだソフトを使った事も無いのに編集作業まで志願してしまいました。

無謀ですね。
でも、いつもこんなものです。
仕事上、必要に迫られて新しいアプリケーションソフトの使い方を覚えていくのです。

で、先月、撮影&編集まで無事こなして3本、納品しました。
今月もやります。

最近ではPhotoshopを開いているよりもiMovieを開いていることのほうが、多いような気もします。

さて、ここからが本題ですが、、

結論から言うと、iMovie、仕事でも充分使えます!
ただし、要求レベルが高いとプロ用ソフトじゃないと出来ない事も沢山ありますので、仕事次第ってところもあります。

iMovieの弱いところはビデオトラックやオーディオトラックを沢山作る事が出来ない点でしょう。
基本はA/Bロール編集です。
特に音の編集機能が弱くて、マイクによるアフレコかiTunesからBGMを乗せる程度でしょうか?
また、ビデオトラックとオーディオトラックを切り離して編集出来ない?みたいですね。

そこで、音に関してはGarageBandを使います。
こちらはオーディオトラックを沢山重ねる事も出来ますし、
各種エフェクターを使うことも出来ます。
例えばバスリダクションを使えば、収録時の低音ノイズを低減することも出来ます。

GaregeBand.jpg

上のキャプチャ画面を説明すると、
人の写らない画面でムービー編集したものに、人の話し声のオーディオトラックを重ねています。

これ、本来なら人が話している画像+音声に、別のビデオ画像をインサートする、という単純なやり方なんですが、
iMovieでそれをどうやって編集するのかわからず(もしくは出来ない?)
通常とは逆のやり方になりました。

それでも、GarageBandを利用する事で、オーディオトラックの編集がかなり出来ます。
細かく音量の調整をすることも可能になります。

本来の音楽ソフトとして全く使っていないのが可笑しいですが、、、

基本的な流れとしてはiMovieでビデオトラック重視のムービーを作り、それをGarageBandへ持っていき音の編集、調整をして出力、ということになります。

こうしてiMovie+GarageBandで通常レベルの編集ならかなり使えることが分かりました。
iMovieの色調補正、つまり業界用語で言うところのカラコレですが、これも普通に使えます。
また、出力可能なファイルの種類も豊富でMPEG4はじめかなりのファイル形式に対応しています。
ただ、WindowsMedia形式への書き出しはFlip4Macなどの有料プラグインをインストールしなければいけません。

さて、先日も収録して来たテープがありますので、
また、作業しなくては、、、、

Hiroshi Takezawa Photograph's