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ファイアワイヤターゲットモードで移行アシスタントを実行する

久々の更新&久々のMacネタ。

実は最近、一世代前のMacMiniを中古で手に入れた。

初めてのインテルMacである。

そこで、旧マシン(G4 AGP)からの各種設定を移行しなくてはならないのだが、
ご承知のようにFireWireで接続してターゲットディスクモード(TDM)にして旧マシンのハードディスクを認識させ「移行アシスタント」を実行するというやりかたがある。

やり方はアップルのページでも紹介されているのでそちらを参照していただければ詳しいが、
簡単に説明すると、

•起動中の新マシンと起動前の旧マシンをFireWireケーブルで繋ぎ、旧マシンの「T」キーを押しながら起動する。
•しばらく押し続けているとターゲットディスクモードに入り、旧マシンのハードディスクが新マシンのデスクトップ上にマウントされる。
•新マシンの「アプリケーション」→「ユーティリティ」にある「移行アシスタント」というソフトをを立ち上げ、あとは手順に従って各種設定を移し替えていけばO.K. 

のはずだった、、、
が、思わぬ誤算が、、、

旧マシンに内蔵されている2つのハードディスクのうち、1つしか認識してくれないのだ。
肝心のOSXシステムが入った方を認識してくれない。

そこで思い当たるのはATAの「マスター」と「スレーブ」の違いか?ということ。
ウチではクラシック環境(OS9)をマスターのハードディスクで、OSXをスレーブのハードディスクで、と分けていたからだ。

渋々フタを開けてハードディスクを取り出し、ジャンパーピンの差し替えを行った。

DSC_6612i.jpg
(ジャンパーピンの刺さっている手前のHDDが「マスター」、ジャンパーピンの無い奥のHDDが「スレーブ」になる)

その結果、やはり思った通り「マスター」のHDDのみがターゲットディスクモードになるということがわかった。

結局面倒くさいことになってしまったわけだが、移行はスムーズに完了。

メールの設定やアドレスブック、SafariのブックマークやFireFoxのブックマーク、iCalの予定表、などもそのまま移行。
ただ、ここ3ヶ月分くらいの過去メールしか移行されなかったのはなぜだろう?

まあ、腑に落ちないことがあっても実用上問題無ければ深く追求しないのがMacユーザーのよいところ。

中古とはいえ新しいMacが来てちょっとだけ嬉しいわけだが、
MacMiniをメインマシンにするカメラマンって??

と考えると、ちょっと悲しい気もする。

Mac Fan 4月号発売、デジタル一眼Step by Step連載中!

毎日コミュニケーションズ Mac Fan 2009年4月号発売中です。
「デジタル一眼Step by Step」172~173ページをご覧下さい。

今回はペット写真の応用編ということで動物園に行って動物達を撮ってきました。

記事を要約すると「動物園に行く時は望遠レンズを持っていきましょう」的な内容です。
標準ズーム程度の望遠では不満が残りますので、なるべく長い(焦点距離が)望遠レンズが欲しくなりますね。

初心者の方には参考になるかもしれません。
sakurei12.jpg 

コマーシャルフォト3月号にて繰上和美氏を撮影

コマーシャルフォト2009年3月号が発売になりました。

http://www.genkosha.co.jp/np/detail.do?magazine_id=1

【特集】映画に魅せられた写真家たち
■『ゼラチンシルバーLOVE』の操上和美監督インタビュー

という記事で操上和美氏を撮影しました。

最初にコマフォト編集部から電話をもらった時に、
インタビュー取材の撮影だと聞いて、
「はい、はい、了解、了解!」程度に、軽く受けたんですが、
編集者がおもむろに「実は相手の方が繰上和美さんなんですが、、、」
って言うんです。
「えーっ!」と驚くと同時にちょっとびびりました。

繰上和美氏といえば広告業界では超大物クラスのフォトグラファーだからだ。

超大物フォトグラファーを前に、ありきたりの撮影ではつまらないし、
かといって奇をてらった撮影をしても良いものには仕上がらない。

結局、自分の出来ることをするしかないなぁ〜と思いながら、
取材当日、私はあのライティングを披露してみることに決めていた。

あのライティングとはフォトキューブプロを使ったライティングである。

繰上氏の事務所でインタビューはおこなわれた。
セッティングが済み、繰上氏が登場。
インタビューを始める前から、いきなり、
「これ、どうなってるの?」と、フォトキューブライティングに興味を持ってくれた。

説明すると「へぇ〜なるほど」って、納得の様子。

彼には多分、この光源がこのくらいの距離にあり、この方向から来て、カメラがここだと、こんな感じに写っている、というのがお見通しだったはずだ。

業界の大先輩を前に緊張の撮影ではあったが、最高に楽しい撮影であった。

デジタル一眼 初級講座〜レンズキットを使いこなそう

Mac Fan誌にて連載中のデジタル一眼StepByStepですが、
1年前に前任者から引き継いで私が担当した時の第一回目の原稿を紹介します。

約1年前の原稿ですから、カメラの機種など少し古い部分もありますが、初心者の方には参考になる記事かと思います。

(最近の記事をこのブログにアップしてしまうのはまずいですが、1年前に自分が書いた記事ですから、編集部のほうへも一言連絡を入れて、快く了解いただきました)

主な内容は、
レンズキットの付属レンズを使い倒そう!!
 Step1 新たにシステムを組むならまずはレンズキットから
 Step2 レンズのスペックの見方を知ろう
 Step3 広角側で広く写し撮ってみよう
 Step4 望遠側で引き寄せて撮ってみよう

Mac Fan 2008年3月号 掲載原稿から
紙面をスキャンしてPDF化したものです。
Step1,2 
mf2008_03_01.pdf

Step3,4
mf2008_03_02.pdf