カテゴリー別アーカイブ: デジタルカメラ

Nikon D300s発表

昨日、Nikon D300sが発表になりましたね。
ニコン D300S
ニコンニュースリリース→http://www.nikon.co.jp/main/jpn/whatsnew/2009/0730_d300s_02.htm

松永氏の写真のすすめブログ→http://stockphoto.blog46.fc2.com/

詳細は公式サイトなどで確認していただくとして、
ここではいくつかの雑感などを、、、、

•相変わらず1200万画素しかないのは不満。
 せめて1500万画素ぐらいに出来なかったのかなぁ、、、

•ムービーが撮れるようになった。
 今、ムービーの撮影の仕事も時々しているのでこれは歓迎!
 特に、外部マイクが使える仕様になっている点は大きいですね。
 しかもD90ではモノラルでしたが、D300sはステレオです。
 業務用レベルのムービー撮影に対応出来るのではないでしょうか?

 でも、なんでNIkonは24fpsなんでしょう?
 Canonはきちっと30fpsあるんですけどね、、

 しかもファイル形式がAVIだとかMotion-JPEG だとか、昔ながらのレガシーファイル形式ってのはどうなんでしょう?
 キャノンだとH.264とか、わりと最新の圧縮形式なんですけど、、

 それとスタンダードサイズが640×424って?
 従来の4:3だと普通は640×480ですから、
 
最新のファイル形式を採用して欲しい点は古いままで、
従来通りでいいところは、変えちゃって、、
など、チグハグさが目立つ仕様になっていないか?
ここらへん、ニコンさんきちっと説明して欲しいなぁ

•ニコン DXフォーマットの最上位機種
 そうなんですよね。
 一応、APS-Cサイズのニコンデジイチでは最上位機種ということになりますので、それ相応の良いカメラだと思います。

プロカメラマンが仕事で使えるカメラに仕上がっていると思いますが、
実は性能云々よりも、
プロが仕事で使うカメラってデカイほうがいいんです。

クライアントが立ち会う時など、ちっちゃーいカメラではカッコつかないんで、

その場合はバッテリーパックなど装着して、でかく見せるとクライアントも納得。
詳しい機種名など知らなくても、なんだかプロカメラマンさんのカメラはデカイという印象だけ与えられればいいんです。

個人的には予算があれば欲しいカメラです。
 (もちろん、そんな予算は、、、、、、z)

PENTAX K-7 発表

ペンタックス K-7が発表されました。



つい、アサヒペンタックスと言ってしまいたくなりますが、HOYA株式会社のペンタックスですね。
6月末発売予定で、お値段は13万円前後、
ペンタックスKシリーズの中では上位機種ということになるそうです。

高画素化の流れでこの機種も1460万画素、APS-Cサイズです。
上位機種らしいスペックを拾ってみると、

・視野率100%のファインダー
・ Xシンクロソケットがある
・最高5.2コマ/秒の連写
・高剛性シャシーの採用や10万回保証のシャッターユニット、マイナス10℃までの動作保証
などでしょうか?

もちろん、今時のデジイチなら当たり前の機能はほぼ全て備えている。
例えば、HDムービー撮影機能、手ブレ補正ボディ、ゴミ除去機能、ライブビュー機能、大型液晶モニターなど、、

ちょっと興味深いところでは、
画面の水平を簡単に確認できる「電子水準器機能」だったり
HDR合成機能や、
DA、D FA レンズの歪曲収差と倍率色収差の自動補正が可能になるなどソフト面でも利用出来そうな機能満載だ。

詳細はオフィシャルのサイトで確認して欲しい。
http://www.pentax.jp/japan/news/2009/200910.html

実はペンタックスはかなり昔ユーザーだったことがある。
まだ学生だったころ、
アサヒペンタックス SPFというスクリューマウントの一眼レフを愛用していた時期が有る。

その後、ミノルタ、キャノン、ニコン、と考えてみれば一通り使ってきましたね。

ただ、デジタルになってからはペンタックスのデジタル画像を確認する機会が無く、全然イメージ湧かない状態です。

ただ、こうしてスペックだけ眺めていると、
いやぁ〜世の中凄いことになって来ているのだなぁ〜、って思います。
一応上級機ですし、ちょっと使ってみたいっていう興味が湧きました。

強くて弱い光

はたして、「強くて弱い光」というのは存在するのだろうか?

これは光量としては非常に弱いけれど、効果は絶大で強い、という光のことだ。

だから、答えは「存在する」

このように全く相反するコトが起きる面白さがライティングの妙だといえるだろう。

以下の作例写真を見ていただきたいが、これはライトを2灯使っている。
T0904_2492.JPG

FinePix S5 Pro

1/180秒 F19 ストロボ
ISO100

左後ろからのライト。これは強い光で写真全体のトーンを決め、露出を決定付けるライトである。
そして、商品であるカメラが黒く落ち込まないように、また、レンズの光沢感を出しているライトがもう1灯存在している。

これが、強くて弱いライトである。

実際のライティングの様子を見てみよう。

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1/60秒でもミラーショックに寄るブレが、、、

少し前になってしまったが、友人の松永あたる氏のブログを読んでいて気になる記事があった。

http://stockphoto.blog46.fc2.com/

元ネタはココ
http://techon.nikkeibp.co.jp/article/HONSHI/20090427/169454/

要するにシャッター動作時の振動やミラーショックによる振動が、微妙なブレとなって画質に悪影響を及ぼす、という内容だ。

特に1/60秒付近が顕著だという。

この話を知ったとき、
なるほど、と、思い当たる節があった。

僕が使っているカメラ×レンズの場合、
どうも1/90秒というのが鬼門だなぁと感じていたのだ。

1/60秒以下だとホールディングが不安定でブレる、ということは考えられるが
なぜ1/90秒でピクセルが微妙に流れているかのようなブレっぽい感じがあるのだろう、
と疑問に思っていた。

もちろんはっきりとしたブレとは分からないので、
なんとなく、、ブレているような感じ?
といった程度のことだった。

手ブレ補正の誤動作か?とも思った。

そのうち、なんとなく1/90秒のシャッタースピードは避けるようになった。

なるほどやっぱりそうだったんだ、と合点がいった。

また、三脚に構えて撮影する時も、
後処理でのレイヤー合成を前提にする時は同ポジ(同ポジション)で撮影するのだが、

どうも、微妙にピクセルがずれるということがあった。

その辺は銀塩以上に敏感らしい、ということで、
スタジオではそれまで4×5のビューカメラ用として使っていた重量のあるジッツオ三脚をいまだに使い、クイックシューのような簡単取り外し機構は付けずにダイレクトに三脚のネジでしっかり締め付けている。

常識的に考えて、35mm一眼レフタイプのカメラに4×5用の大型三脚というのは大げさすぎるようにも思うが、
どうしてもこれでなくては安心出来ない、という気持ちがあった。

どうやらその辺の問題が明らかになるにつれ、
具体的な検証はしていなかったものの、やはり重量級の三脚を使うことは意味が有ったんだと改めて実感。

先日、目黒方面の中古カメラ屋へ立ち寄ったら、大型のジッツオ三脚の中古が何本か出ていて、、

あぁ、このデジタルの時代にこんな大げさな三脚なんかいらないと思って売っちゃったんだろうなぁ、

でも、この記事読んだら売ってないだろうなぁ

なんて思いながら眺めてました。