カテゴリー別アーカイブ: Adobe

トーンカーブで青空を強調する_Photoshop画像処理初級

すっかり暖かくなって、写真を撮りに行くには良い季節になりましたね。

しかし、晴れているようでも実際に写真に撮ってみると今ひとつイメージ通りの青い空にならなかったりすることも多いはず。
そんなときに覚えておいて損の無いPhotoshop Tipsを紹介しよう。

僕が日常的にやっている手法だが、
トーンカーブを調整して青空を強調する、というやり方だ。

最初に結論から言ってしまえば、
空だけを選択して、
R(レッド)チャンネルとG(グリーン)チャンネルを下げて青みを増量しよう、ということ。

なぜ、B(ブルー)チャンネルを上げないのか?という理由はお分かりですね。
例えば白く飛んでしまった空は255.255.255というRGB値になりますから、これ以上数値を上げて色味を調整することは不可能です。

ですから反対色の数値を下げることで結果的にターゲット色の色味を増量するというやり方になります。

それより、問題は空だけをどうやって選択するか?ということ。

これは絵柄に寄って千差万別。
単純に自動選択などで済んでしまう場合もある。
絵柄を見て、素早くやり方を判断出来るようになるにはそれなりの経験が必要だろう。

では、
作例写真を使って、もう少し詳しく解説しよう。

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Photoshop CS4にはコンタクトシート機能がない!?

いや、驚きました。
今頃気がつく私もどうかしてますが、
なぜ、もっと早く気がつかなかったんだろう。
それまでもWindows用デモ版でいくつかの機能を使っていましたが、限定的な利用だったんですね。
MacMiniを手に入れてOSを10.4.11にしてPhotoshop CS4を本格的に使い始めてから約10日程。

その間、仕事の画処理なんかもしましたけど、いつもだったら必ずコンタクトシートも作るんですが、
急ぎだったんで、そのまま納品したんです。

で、今日になって突然、コンタクトシート機能が無いことに気がついて動転しました。
慌てて調べてみるとオプションで後から自分で追加しなくてはならないようです。

やり方を調べつつ、取り急ぎ古いマシンのPhotoshop CS2でコンタクトシートを作るはめに、、。

急場をしのいだ後、探してみると、、
、、ここにありました。
http://www.adobe.com/jp/support/kb/ts/234/ts_234925_ja-jp.html#anc_e

確かに、色々機能が増えすぎていますから必要な機能は後から自分で、、
というやり方はありかもしれないが、、

ちょっと分かりにくかったですね。

あと、Twainプラグインを入れないと「ファイル」メニューの「読み込み」からスキャナーを起動するという従来のやり方が出来ないということも今日知りました。

こないだスキャナーを使ったときに出来なかったんで「エプソンスキャン」で取り込んでからファイルをPhotoshopで開くというやり方をしたんですが、
なんでかな?と漠然と思っていました。

Adobe的にはTwain経由でのやり方はあまり推奨していないようにも思います。

こんな風に新しいマシン、新しいソフトなど環境が変わると思いがけないことが起こるものです。
ネットワーク環境もAirMacExtreme使ってみましたが、なぜかFetchでftp接続するときに限って不安定になるのでまた有線に戻して使ってます。

プリンタードライバーもOSが変わったせいか、今ひとつしっくりこない。

まあ、問題が発生する度に一つ一つクリアしていって、自分好みのマシンに仕上げていく、、
ということか。

CS4率高し。

今週は撮影が建て込んでいて、毎日スタジオ通いをしているが、
同じ撮影チームの周りのカメラマンを見渡してみると
Photoshop CS4をすでに購入している人が数人いる。

先月の撮影の時、大きな扱いのカットがあり、ディレクターが解像度を心配していたが、僕は、

「全然平気!」と言ってロケスタの現場でPhotoshopCS4のPhotomergeを使って、大解像度写真を合成してみせた。

以来、ディレクター氏はCS4は凄い!と口癖のように言うようになって、
それが周りのカメラマンへのプレッシャーになって、CS4購入に走らせている可能性も否定できない、、、

地味すぎて気が付かないプロフェッショナルレタッチ

最初に完成した写真を見ていただきましょう。 

curtain.jpg

奥にちらりと見えているのは明るい日差しが降り注ぐ広々と明るいダイニング。

広々とした住宅だなぁ、という以外は特に変わった様子はない。

でも実はこれ、スタジオのセットなんです。

 自分たちスタッフ数名で床材を敷き、壁を立てて、奥にも部屋があるように見せています。

では、何がどうなったのか、

修正前と修正後の写真を見ていただきましょう。

 

 

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